公益社団法人岩手県看護協会

会長あいさつ

会長あいさつ

 謹んで新春のごあいさつを申し上げます。昨年中は、会員の皆様にはご支援とご協力をいただき心から感謝申し上げます。今年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
 昨年を振り返りますと、どちらの施設でも人材確保が共通の課題でした。そのような中で看護管理者の方々には処遇改善にもご尽力をいただき、改めて感謝申し上げます。
 さて、当協会も昨年は様々な取り組みにチャレンジした年でした。7 月には、岩手県訪問看護総合支援センターを設置し、医療機関・潜在看護師による訪問看護ステーションでの体験型研修やOJT の強化を行いました。
10 月には、4 年ぶりにトーサイクラシックホール岩手で参集による「岩手県看護研究学会」を開催し、特にACP のシンポジウムは好評でした。また、12 月には、「助産師活躍推進事業」の開始、「自治体保健師の魅力発信イベント」の開催など、社会のニーズに対応してまいりました。
 これもひとえに会員の皆様、行政、関係各位のご支援とご協力の賜物と実感しております。
 今後は、さらに社会の変化が著しく予測不可能な時代(ブーカの時代)になると言われています。療養の場も多様化し、医療は地域完結型へ移行し、看護は医療と生活の両面から支援が必要となります。在宅療養者のニーズに適時適切に対応できるよう、多職種との連携強化や看護の専門性を発揮できる体制整備を行ってまいりたいと思っております。
 今後も会員の皆様と課題解決に向けて共に取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、皆様にとってこの1 年が実りある年になりますよう祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

公益社団法人岩手県看護協会
会長 相馬 一二三